かみー経理方面の話

2013大卒→従業員数千人&非上場で5年くらい そのあと数万人&上場で経理をした感想をまとめてみるところ

MFクラウドEXPO2017に行ってきた

mfcexpo.jp


先週の水曜日、有給を使って行ってきました。

 

基調講演①クラウドでつながる次代の経営


今回のテーマが「Connect!」ということで、様々なサービスがつながることでよりユーザが便利に・・・て感じだったと思う。
まあまあ一般的な話だった気がする。
少し前に、銀行がAPIを公開して・・・というニュースがあったが、正直良さがよくわかっていなかった。
が、「残高照会の機能だけではなく、振込といった決済機能までが公開されることで、例えば請求書をMFクラウドに読み込ませると、費用計上するだけでなく振込まで完了してしまう。ユーザからは銀行を利用しているという感覚すら持たずに決済ができてしまう」と聞いて、なるほどすごいなと思った。

 

企業からすれば、すでに請求書をもらう→購買部等が処理する→支払いデータを銀行振込データにして一括で払う(ファームバンキング)
が一般的な気がするので、そこまですごい効率化でもないか?これまでに振込をネットバンキングでやっている個人ー小規模レベルにやはり効果が大きいか。


基調講演②アウトプットを最大化するために経営者ができること


ホリエモンの話。


適当なTシャツとパーカーでのっそり出てきて、いかにも俺にはスーツなんて要らないという感じで出てきた。
さらに、特に話すことを決めている感もなく、休憩時間のように
「いやぁ、マネーフォワードも何千人集めるすごい会社になりましたねぇ。」「その割には、まだ利益は出てないんですよねぇ」
と。


最後まで聞いても「アウトプットを・・・」というタイトルにあった内容ってあったっけ?という感じだった。
それでも、会場の人はホリエモンが一体何を話すのか、その一言一言から何としても学び取ってやろう、という雰囲気で、拍手も大きかった。

主に、
・CASH上場、ビットコイン関連の隆盛(「その割には、Moneyforwardは利益が出てない、むしろビットコイン取引所でもやってた方がよっぽど儲かったかもしれないですね」)による”億り人”の誕生 ただしマウントゴックス事件等に代表されるセキュリティ問題とか
上記のようなサービスで生まれる、”あぶく銭”は紐がゆるい→ビットコインICOInitial Coin Offering)とかが流行る。”ビットコインの利益で投資してさあもう一儲け” メルカリとかでぽっと入って来たお金も紐がゆるいので、その使い道を作れば流行るかも。
・まだまだ、この辺で”億り人”になれる可能性は十分あるし、ここに来ている人は頭のいい人ばっかりなんで、やってみるのも手だと思います。ただ、失敗しても僕のせいにしないでください。 
・”億り人”としてリッチになれるかも。でもリッチになる必要もないと僕は思ってて・・・

 


→なんとなく前からビットコインが話題にはなっていたがついていけてないことに少し自分が情けなくなった。
 「仕事が大変だから」と気に留めず会社のしょうもないことを悩んでいても、気づいたら現金の価値が下がったり会社が潰れたりするかもしれない。
 仕事とは別に、経済誌等で色々調べておかないとなと思った。
 ただ、しゃかりきに働いて調べてリッチを目指すのか、その必要もなく、そこそこの会社でサラリーマンをやっててゆっくり過ごすのかというのはやはりよく分からず、あまり稼がな稼がなと焦るのもなと思った。

 おまけ:「日本人はユダヤ人の末裔で・・・ビットコインは日本で流行る」等の話があったが、どうでも良さそうな一般教養が実は役に立つなと思う。


その他


いくつかの企業の公演を聞いたり展示を見たりした。
流行りのSTREAMED、MFクラウド会計等あるが、やはり大企業で似たような活用ができるかは思いつくことができなかった。

小規模な会社だと、支払先によって交通費、材料費などと判定できるのだと思うが、
規模が大きな会社で複数の事業を持つようになると、同じ商社から仕入れてもこれは材料費、これは開発費、これは固定資産、など
場合によって科目が変わりすぎるからだ。
自動判定できる部分だけでも(旅費交通費や交際費など?)使ってみたいとは思うが、結局監査法人に認められるのか?期間帰属が税務署に認められるのか?
そのためには結局経理担当がどこまでチェックするのか?
ということを考えると難しそうだ。

少し前に、freeeがマネーフォワードを訴訟したことがあり、科目の自動提案機能をパクったという言い分だった。
裁判の結果としては、freeeはただのvlookup形式で提案しているだけ、MFは機械学習がどうたらで違う、という話だったが、
そもそも現時点ではvlookupで自動で振ろうが機械学習だろうがそこまで実用度が変わらないのではないかと思う。

もし、自動で科目を決めて計上するシステムがあって、正確性99%が認められれば重要性も勘案して監査法人・税務署はそれで正しいと認める・・・
みたいな制度ができれば面白いと思うし、できるならその方向になるように働きかけるようなことをしてみたい。

 

ホリエモンが言っていたように、「マネーフォワードさん、これからも頑張って機能強化をお願いします」と同時に、積極的に活用方法を探って
マネーフォワードのような会社が利益を出して報われるようになってほしいと思う。