ボクシモロン

業務システム、業務データ、業務プロセスなどについて記録したいことを投稿します。

Master Data
Supply (Prod/Stock)
Supply (Procure)
Demand (Reqs)
MARA品目一般
MATNR, MTART...
MARCプラント設定
PLIFZ, WEBAZ...
MAKT品目テキスト
MATNR, MAKTX...
AFKO/AFPO製造指図
GAMNG, WEMNG...
PLAF計画手配
PLNUM, GSMNG...
MARD自社在庫
LABST, INSME...
MSLB外注在庫
LIFNR, LBLAB...
EKKO/EKPO購買発注
EBELN, EBELP...
EKET納入日程
EINDT, MENGE...
EKES納期回答
EINDT, DABMG...
RESB構成品予約
BDMNG, ENMNG...
VBAK/VBAP受注伝票
KWMENG, ZDLDT...
LIKP出荷伝票
VBELN, LFIMG...

テーブルを選択

SQLロジックを解析します

上の図のテーブルをクリックすると、具体的なカラム項目、結合キー、DBスペシャリストの助言が表示されます。

SAP DWH マスタテーブル関連:MARA、MARC

SAP MM03(品目マスタ)で参照される項目が格納された主なテーブルを紹介する。

 

MARA:

品目MATNRをキーとして、MTART=品目タイプ MAKTL=品目グループを付与するのに使用頻度が高い。

MTARTはZFER(最終製品)ROH(原材料)HALB(中間品目)等であり、これらによって制御・管理の仕方を変えることが多いと想定される。

MAKTLは各組織において自由に設定し活用するケースは多いと思われる。

 

Column Name 意味 概要 活用度
MATNR 品目番号 各品目を一意に識別する主要キーです。 ★★★
ERSDA 作成日 該当レコードが作成された日付が格納されます。  
ERNAM 作成者 レコードを作成したユーザーの識別子が入ります。  
LAEDA 最終変更日 レコードが最後に変更された日付を記録します。  
AENAM 最終変更者 最終的にレコードを変更したユーザーを示します。 ★★★
VPSTA 処理ステータス 品目の状態や処理状況を示す項目です(※システム実装によっては利用度が変わります)。  
LVORM 削除フラグ 品目が削除対象かどうかを示すフラグです。  
MTART 品目タイプ 対象の品目が原材料、半製品、完成品、サービスなどのどの種類に属するかを区分します。 ★★★
MBRSH 産業コード 品目が属する産業分野(例:化学、機械など)を示します。  
MATKL 品目グループ 品目の分類に使用され、購買や在庫管理の際に利用されるコードです。 ★★
BISMT 旧品目番号 過去の品目番号や、外部システムで使用された番号を保持します。  
MEINS 基本数量単位 品目の基本となる数量単位(例:PC、KG)を示します。  
BRGEW 粗重量 包装などを含む品目全体の重量です。  
NTGEW 正味重量 包装を除いた品目の実際の重量です。  
GEWEI 重量単位 重量の測定単位(例:KG、G)です。  
VOLUM 体積 品目の体積情報が登録される項目です。  
VOLEH 体積単位 体積の測定単位(例:L、m³)を表します。  
SPART 部門/販売エリア 品目が関連する部門や販売エリアのコードです。  
EKGRP 購買グループ 品目の購買に関する担当グループ(購買担当部門)を指定します。  
BESKZ 特別調達キー 特定の調達方法(外部調達、自社生産など)を区分する項目です。
BKLAS 評価クラス 在庫評価や原価計算の際に使用する、会計上のグループ分け項目です。  
PRDHA 製品階層 品目を大中小などの階層に分類し、販売やマーケティング分析に利用します。  



MARC:品目プラントデータ

 

MARAが品目の基本的な情報(どの品目コードが、どんな種類の品物か)を管理するのに対し、MARCは「その品目を、どの工場(プラント)で、どのように扱うか」という、より現場に近い具体的な情報を管理するテーブルです。

同じ製品(例:製品A)でも、A工場では自社で製造し、B工場では外部から仕入れて在庫する、といったケースがあります。このように、**プラントごとに異なる管理方法や計画方法の情報を保持しているのがMARC**です。

キー項目は**品目コード(MATNR)プラント(WERKS)**の2つです。この2つのキーの組み合わせで、データが一意に決まります。

 

■ データ活用で特に重要な項目

 

項目(技術名称) 意味 概要と活用例
WERKS プラント データの絞り込みに必須のキー項目です。工場や拠点を識別するコードです。分析する際は、まず対象としたいプラント(例:自社の製造工場)を指定してデータを抽出します。
DISMM MRPタイプ 在庫や生産の計画方法を定義します。「いつ、どれだけ発注・製造するか」のルールが設定されています。(例:在庫が100個を切ったら発注する「再発注点方式」や、需要予測に基づいて計画する方式など)。 活用例: MRPタイプ別に在庫量を分析し、計画方法が適切かを見直す。
DISPO MRP管理者 その品目の計画担当者を識別するコードです。誰がその品目の在庫や生産に責任を持っているかを示します。 活用例: 
生産計画や、発注状況、在庫状況などを、担当者別に抽出して管理するのに使用することが多い。
PLIFZ 内製日数、リードタイム **外部から品目を調達する際にかかるリードタイム(日数)です。発注してから工場に届くまでの日数を示します。 活用例: この日数を元に、発注が必要になるタイミングを計算したり、サプライヤー評価の基礎データとして活用したりする。MRPでは基本的にこの日数の稼働日をベースに計算される。
WEBAZ 入庫処理日数 品物が工場に到着してから、検査などを経て実際に利用可能になるまでの日数**です。 活用例: この日数が長い品目は、検査プロセスに時間がかかっている可能性があり、業務改善の分析対象となる。
BESKZ 調達タイプ そのプラントで、その品目を**「自社で製造するか(内製)」「外部から購入するか(外部調達)」**を区分します。 活用例: 内製品と外部調達品で原価構造や在庫管理方法が異なるため、分析の際の基本的な切り口として利用する。
SOBSL 特殊調達タイプ 通常の調達以外の特殊な方法を指定します。例えば**「他の工場から在庫を移動させる(プラント間振替)」**といった設定がされています。 活用例: どの工場からどのくらい在庫を融通しているかを分析し、拠点間の在庫配置の最適化を検討する。

【まとめ】 MARAで「これは製品です」と定義された品目(MATNR)について、MARCを見ることで「A工場(WERKS)では、〇〇さんが担当(DISPO)で、在庫が少なくなったら自動で発注(DISMM)し、発注から5日(PLIFZ)で届く」といった、具体的でアクションに繋がりやすい情報を得ることができます。

生産管理、購買、在庫管理といった業務のデータを分析する際には、このMARCテーブルの情報が非常に重要になります。

SAP DWH 指図関連 AFVC指図内作業、作業区関連

SAP CO03指図照会における「作業」単位で参照したい場合、

AFKO指図ヘッダ/AFPO指図明細に対し、以下のAFVCをはじめとするテーブルを結合していくことになる。

  • AFVC → PLPOPLNNR = AFVC.AUFPL & PLNKN = AFVC.APLZL

  • PLPO → CRHDARBID = CRHD.OBJID

  • CRHD → CRTXCRTX.OBJID = CRHD.OBJID & CRTX.SPRAS = 'JA'

このチェーンをたどることで、「指図ヘッダ → 明細 → 作業行 → ルーティング作業行 → 作業区名称」という一貫したデータ取得が可能。

 

CA03作業区マスタ の設定をもとに、指図生成時に作業工程展開されるが

その展開される工程ごとに、AUFPL(PLNNR)、APLZLというキー番号なものが付与される模様。この通し番号ごとに、作業区マスタのキー番号OBJIDが結びついている。

OBJIDがわかれば、作業区/作業区テキストのCRHD/CRTXと結びつく。

 

VORNRはCO03-作業で実際に見える作業順序(1工程のみの場合や、複数工程の最終工程なら9999など)

 

AFVC指図内作業

Column Name 意味 概要・典型的な使い道 活用度
AUFPL ルーティング番号 AFKO.AUFNR+AFPO.AUFPL で指図の工程版 BOM を特定。PLPO / CRHD との JOIN 起点として必須 ★★★
APLZL ルーティング行番号

上記ルーティング番号内の行項目。AUFPL とセットで PLPO 結合

 

★★★
VORNR オペレーション番号 各工程の順序番号。CO03 の「オペレーション」表示や進捗レポートに利用 ★★★
ARBID 作業区オブジェクトID PLPO ではなく直接 AFVC に含まれる場合あり。CRHD/CRTX と JOIN し作業区名称取得 ★★★
LTXA1 作業テキスト 各オペレーションの短テキスト。CO03 画面の「作業説明」欄に対応 ★★
ARBPL 作業区コード CRHD.ARBPL/CRTX.KTEXT との JOIN 用。作業区負荷集計でよく使う ★★
ISSMG 標準時間 AFVV の標準作業時間を取得する際のキー。工数差異分析に利用 ★★
AUFLG 在庫引当フラグ TRUE の場合は該当工程で部品払出が行われる。部品動態レポートで参照
BDMNG 標準作業現量 標準作業値と実績値の乖離分析に使用
PSPID 作業者グループ 作業区内の責任者グループを特定。負荷計画・実績集計で活用
QMNUM 品質検査オーダ 工程ごとに品質検査を実施する場合の検査オーダ番号

 

PLPOルーティング作業

Column Name 意味 概要・典型的な使い道 活用度
PLNNR ルーティング番号 AFVO の AUFPL と一致。どのルーティング(BOM+作業順序)を使うかを指定 ★★★
PLNKN ルーティング行番号 AFVC の APLZL と一致。オペレーションごとの詳細行を特定 ★★★
PLNFL ルーティングカウンタ 同一ルーティング番号の複数バージョンを識別するカウンタ
VORNR オペレーション番号 各作業の順序番号。AFVC.VORNR と合わせて作業行を特定 ★★
ARBID 作業区オブジェクトID CRHD/CRTX と JOIN し作業区名称を取得。実績・工数レポートで必須 ★★★
STLNR BOM番号 CSKS/CSKB の BOM 情報と紐付く部品表番号。ルーティングにおける部品構成確認に使用
STLAL BOMカウンタ 複数 BOM グループがある場合のカウンタ。BOM バージョン管理に利用
STEUS 制御キー 操作コントロール(ドラム/バッファ/プル方式など)を判定。シミュレーションや詳細スケジューラで利用
LTXA1 作業テキスト CO03 の「作業説明」に表示される文字列。作業指示書や計画伝票への転記で活用 ★★

 

CRHD作業区ヘッダ

Column Name 意味 概要・典型的な使い道 活用度
OBJID オブジェクト番号 作業区の一意キー。PLPO.ARBID と JOIN して作業区マスタを参照 ★★★
WERKS プラント 作業区が所属するプラント。プラント別負荷・実績集計で必須 ★★
ARBPL 作業区コード CA03「作業区コード」欄。工程別実績を作業区単位で集計するときに使用 ★★★
LTXA1 短テキスト CA03「短テキスト」に表示される作業区名称 ★★
KTEXT 長テキスト CA03→「説明/長テキスト」に表示される詳細説明
KAPAZ 能力数 作業区の生産能力(シフトあたり機械台数など)。キャパシティ計画時に使用
VERWE 容量単位 KAPAZ の単位(分/時間など)
SHIFTID シフトID 勤務シフトや稼働時間区分を管理する場合に利用
PLNTY プランタイプ 計画手配タイプ(PLAF.PLNTY)と紐付けて参照するときに使用
QMNUM 品質検査オーダ 品質検査と工程を紐付けて検査状況レポートを作成

CRTX作業区テキスト

Column Name 意味 概要・典型的な使い道 活用度
OBJID オブジェクト番号 CRHD.OBJID と同じキー。作業区マスタとテキストを結合するときに必須 ★★★
SPRAS 言語キー ‘JA’/’EN’ など。多言語対応テキストを取得する際に使用 ★★★
KTEXT 短テキスト 作業区の短い名称。CA03「短テキスト」と一致 ★★★
LTXA1 長テキスト 作業区の詳細説明。CA03→詳細説明欄に対応
ARBPL 作業区コード CA03表示用に再確認する場合や JOIN 条件に追加で用いることがある

 

 

 

SAP DWH 指図関連 AUFK指図マスタデータ~JEST指図ステータス関連

AUFK指図マスタデータ

これをキーに、CO03で見えるREL(リリース済み)CRTD(作成済み)

等のステータスを取得することが可能。

Column Name 意味 概要・典型的な使い道 活用度
AUFNR オーダ番号 全オーダタイプ共通のキー。AFKO/AFRU/AFPO など PP 関連テーブルと JOIN して、生産指図のヘッダ情報を取得。CO03・MD04 など、どの画面でも必須の主キー。 ★★★
AUART オーダタイプ 10=生産指図、PM=保全指図など、オーダカテゴリを判定。レポートで指図種別ごとに集計・フィルタする際に使用。 ★★★
BUKRS 会社コード 会社別レポートや会計連携で必要。AFKO/MARC と組み合わせて、プラント別/会計単位別の集計を行うときに利用。 ★★
OBJNR オブジェクト番号 ステータス管理テーブル(JEST/JCDO)と紐づけるキー。指図の内部ステータス(TECO, REL, CNF 等)を取得するために、OBJNR → JEST.JOBJNR で JOIN。 ★★★
STATU ステータス オーダステータスプロファイル(結合用コード)。OBJNR 経由で JEST→JCDO とつないだ後、ここで簡易絞り込み可。 ★★★
ERDAT 作成日 オーダがいつ発行されたか。古い指図の抽出、経過日数レポートに利用。
ERNAM 作成者 オーダ発行ユーザーID。権限監査や誰がオーダを立てたかのトレーサビリティ確保に使用。
AEDAT 最終変更日 オーダが最後に変更された日付。変更履歴期間のチェックや定期メンテナンスオーダの識別に活用。
AENAM 最終変更者 最終変更ユーザー。変更者別のオーダタイプ変更レポートなどで使用。
ACTPL 計画タイプ 計画手配(PLAF)と紐づく計画タイプ。PLAF.PLNTY と組み合わせて所要/手配レポートを作成する際に利用。
GLTRS 開始予定日 AFKO.GSTRP と同じ概念だが、共通オーダヘッダ側にも保存。画面 MD04・CO03 のヘッダ表示に利用。
GSTRS 終了予定日 AFKO.GLTRP と対になる概念。共通ヘッダとしてリリース前に一括把握したいときに参照。
KTEXT オーダ短テキスト CO03「短テキスト」欄。オーダの概要説明としてレポートや Excel 抽出時に頻繁に参照。 ★★

 

JEST(指図オブジェクトステータス)

Column Name 意味 概要・典型的な使い道 活用度
OBJNR オブジェクト番号 AUFK.OBJNR と同じキー。対象の指図オーダを一意に指定
STAT ステータスコード 例: REL / CNF / TECO / CRTD(作成) / DLFL(削除)など ★★★
INACT 無効フラグ ‘ ’=有効 / ‘X’=無効。最新ステータスだけを抽出する際に INACT <> 'X' で絞り込む ★★★
ERDAT 変更日 ステータスが設定された日付。遅延指図の抽出などで利用
ERZET 変更時刻 日付+時刻で最新エントリを特定

JDCO ステータステキスト

Column Name 意味 概要・使い道 活用度
STAT ステータスコード JEST.STAT と JOIN ★★★
SPRAS 言語キー ‘JA’/‘EN’ など ★★★
STTXT ステータス名称 “リリース済み” “確認済み” “技術完了” など、画面表示用テキスト ★★★

TJ02D ステータスプロファイルテキスト

Column Name 意味 概要・使い道 活用度
OBJTY オブジェクト種別 AU’=オーダ、‘ME’=マテリアル、など SE11 の Object Type  
PROFILE プロファイルキー 指図ステータスプロファイル(カスタム含む)を識別するコード  
SPRAS 言語キー ‘JA’ / ‘EN’  
VTEXT プロファイル名・分類名 画面・レポートで「生産指図ステータス」「品質管理ステータス」などを表示する際に使用  

 

 

データの使い道

  • ステータス判定

    • AUFK.OBJNR → JEST で、TECO(技術完了)/REL(リリース)などのステータスを取得し、進捗管理やリリース済オーダ一覧を作成。

  • オーダ種別集計

    • AUART ごとにオーダ件数・合計数量を比較。生産指図 VS 保全指図など横並びレポートで使用。

  • 履歴管理

    • ERDAT/AEDAT で「未更新オーダは古いまま残っている」ケースを抽出し、メンテナンスやクローズ処理の漏れを検出。

 

リレーションのポイント

  • AUFK → JEST
    OBJNR でステータス履歴を取得、INACT <> 'X' で最新ステータスを選択

 

  • JEST → JCDO
    STAT + SPRAS('JA') でステータス名称を言語依存で取得

  • AUFK → TJ02T
    STATU(AUFK のステータスプロファイルキー)+SPRAS('JA') でプロファイル分類のテキストを取得

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SAP DWH 指図関連 AFRU指図確認テーブル

 

Column Name 意味 概要・典型的な使い道 活用度
AUFNR 指図番号 AFKO のヘッダキー。確認ログを指図単位で絞り込む際に必須。CO11N(実績入力)/CO14N(実績照会)で最も頻出。 ★★★
VORNR オペレーション番号 AFVC の作業行キー。どの工程でいくつの実績があったかを特定するために使用。 ★★★
RLNUM 確認番号 確認行ごとの連番。1 回の入力セッション中に複数行をまとめて登録した場合など、個別行を識別するために使用。 ★★
ISMNG 実績数量 実際に完了した数量。進捗率やスループット計算で直接参照。AFKO.GAMNG(指図数量)と比較して進捗差異を算出。 ★★★
BDMNG 良品数量 実績数量のうち良品として合格した数量。不良品数量(ISMNG–BDMNG)を算出し、歩留まり分析や品質管理に利用。 ★★
RSNUM 予約伝票番号 RESB へ JOIN し、部品引当状況を確認。実績登録時に部品払出が行われた予約番号を取得し、所要との差異を分析。 ★★
RSPOS 予約項目 予約伝票内の行番号。RSNUM と組み合わせて RESB の正確な行を特定。 ★★
CHARG 批番 承認ロット単位で実績を管理する場合に使用。バッチ管理品の追跡やトレーサビリティレポートに必要。 ★★
GMEIN 単位 ISMNG/BDMNG の数量単位(PC, KG など)。単位変換が必要な分析で参照。
ERNAM 入力者 確認データを入力したユーザーID。誰が登録したかのトレーサビリティ確保や不備レコードの洗い出しに利用。
ERDAT 入力日 確認データを登録した日付。日別実績集計や遅延指図の抽出に使用。 ★★
LTXA1 確認テキスト 確認時メモやコメント。現場入力の自由記述欄として、不具合理由や特記事項を分析レポートに付加可能。

 

 

 

データの使い道

  • 進捗管理・遅延指図の抽出

  •  

    • 製造完了に応じて、CO11N指図完了確認で記録したものを取得する。
    • ISMNG/GAMNG で計画 vs 実績進捗率を算出し、未完了を抽出。
      (別途、AFKO指図ヘッダ-FTRMI実績リリース日等により、 リリース済み指図に絞り込みすることが想定される)

  • 担当者・作業区別実績集計

    • ERNAMVORNR で作業担当者別・工程別稼働時間や実績数量を集計。

  • 製造リードタイム分析
    • AFKO指図ヘッダのIGMNG(完了済み数量)、WEMNG(入庫数量)は累計であり、日付/時間ごとの完了数はAFRUで詳細を取得する必要がある。

リレーションのポイント

  • AFRU → AFKO

    • AFRU.AUFNR = AFKO.AUFNR で指図ヘッダ情報(PLNBEZ, WERKS, GAMNG, FTRMI など)を付加。

  • AFRU → AFPO / AFVC

    • AFRU.AUFNR = AFPO.AUFNRAFRU.VORNR = AFPO.AUFPL/APLZL で明細品目やルーティング番号を取得。

    • AFRU.VORNR = AFVC.VORNR で作業区(CRHD/CRTX)や標準時間(AFVV)を結合し、実績 vs 標準時間差異を算出。

  • AFRU → CRTX/CRHD

    • PLPO 経由で実績投入された作業区を取得し、工程別稼働実績レポートを作成。

SAP DWH 指図関連 AFPO指図明細テーブル

Column Name 意味 概要 活用度
AUFNR 指図番号 AFKO と同じヘッダキー。AUFNR+POSNR が AFPO の主キー ★★★
POSNR 指図行項目 指図内の行番号。複数品目を1指図に含む場合の識別子 ★★★
MATNR 構成品目 行で製造・払出対象になる品目コード。MARA/MARC と JOIN ★★★
GAMNG 指図行数量 当行で製造(または組立)する計画数量 ★★★
GMEIN 数量単位 行数量の単位(PC) ??
WERKS プラント   ★★
RSNUM 予約伝票番号 RESB (所要テーブル)にも存在する所要量番号。 ★★
SOBKZ 特別在庫指図 販売オーダ別 V ??
KDAUF / KDPOS 販売オーダ番号/行 Make-to-Order 環境で販売オーダと紐付くキー ★★
PSPEL WBS 要素 プロジェクト製造時のプロジェクト/WBS と接続するキー
LGORT 移動先保管場所 完成品の入庫先や部品引当先を指示。
在庫引落でトラブルの際、怪しい時がある
★★★
AUFPL / APLZL ルーティング番号/行 PLPO (ルーティング作業) へ JOIN するキー。作業区経由で CRHD へ接続 ★★
ARBID 作業区オブジェクトID 上記 PLPO→CRHD 結合の中継キーとして利用される ★★
FTRMI 計画リリース日付 (行) リリース(製造指示)した日が入る。 ★★★
GETRI / GETRM 実際開始日/終了日 行レベルで進捗を取る運用時に AFRU と合わせて使用 ★★

 

 

使いどころメモ

  • AUFNR+POSNR で同じ指図内の複数行を区別し、MATNR で品目ごとの工程負荷や部品差異を分析。

  • AUFPL/APLZLPLPOARBIDCRHD/CRTX で「指図行 ⇔ 作業区名」を取得。

  • 製番・プロジェクト製造では SOBKZ / KDAUF / PSPEL をセットにして販売オーダ/プロジェクト別集計。

AFPO から作業区(CRHD/CRTX)へは、AUFPL + APLZL → PLPO → ARBID → CRHD/CRTX という多段 JOIN が必須になります。シンプルにイメージすると以下の流れです。

  1. AFPO

    • AUFNR(指図番号)+POSNRで指図行

    • AUFPL = ルーティング番号、APLZL = ルーティング行

  2. PLPO(ルーティング作業行)

    • キー:PLNNR(=AUFPL)、PLNKN(=APLZL)、PLNFL

    • 列:ARBID(作業区オブジェクト ID)

  3. CRHD(作業区ヘッダ)

    • キー:OBJID(=ARBID)

    • 列:ARBPL(作業区コード)、WERKS(プラント)など

  4. CRTX(作業区テキスト)

    • キー:OBJID & SPRAS(言語)

    • 列:KTEXT(作業区名称)

SAP DWH 指図関連 AFKO指図ヘッダテーブル

Column Name 意味 概要・典型的な使い道 活用度
AUFNR 指図番号 生産指図を一意に識別するキー。AFPO・AFRU など多くの下位テーブル結合に必須。CO03・MD04 で最もよく参照される ★★★
AUTYP オーダカテゴリ 10=生産指図、40=プロセス指図 など指図種別を判別。レポートでカテゴリ別集計に使用 ★★
PLNBEZ 自社品目 製造対象となる品目コード (MARA/MARC と JOIN)。MD04 や CO03 のヘッダ品目 ★★★
WERKS プラント 製造工場コード。プラント別の負荷・在庫分析で必須 ★★★
GAMNG 指図数量 製造予定総量。実績 (AFRU-ISMNG) と比較して進捗率を算出 ★★★
GMEIN 基本単位 GAMNG の数量単位 (PC, KG など) ★★
GSTRP 基準開始日 計画上の開始基準日。工程前倒し/遅延分析のベース ★★
GLTRP 基準終了日 計画上の終了基準日。COOIS で遅れ指図抽出に使用 ★★
FTRMI 計画リリース日付 指図がリリース(現場へ製造指示)された日。実際着手前のマイルストンとして現場管理で頻出 ★★★
GETRI 実際開始日 作業開始実績。FTRMI とセットで計画 vs 実際のギャップ確認 ★★
GETRM 実際終了日 作業完了実績。GLTRP と比較し遅延判定 ★★
RSNUM 予約伝票番号 RESB と JOIN し部品所要情報を取得。BOM/引当差異分析にも使用 ★★
VERID 生産バージョン 部品表・ルーティングの有効組を識別。複数バージョンを持つ品目の原単位整合チェック ★★
DISPO MRPコントローラ 責任者/グループによる負荷・未手配レポートに便利 (MD04 一覧でも表示) ★★
FABKL 製造スケジューラ 詳細スケジューリング責任者コード。遅れ指図を担当者別に抽出
KDAUF
/ KDPOS
販売オーダ番号 / 行 Make-to-Order 指図で販売オーダと紐付ける際に使用 (CO03 ヘッダ「割当」タブ) ★★
PSPEL WBS要素 プロジェクト製造(PS連携)の場合にプロジェクトと結合
SAUFT 自動ステータス 指図が自動生成されたか等、トラブルシュートで閲覧

 

 

リレーションのヒント

  • AFKO (ヘッダ)AFPO (明細) : AUFNR

  • AFKO → PLPO (ルーティング作業) : AUFNR から PLNKN 等キーで辿り、PLPO.ARBIDCRHD/CRTX 作業区 で作業区名称を取得

  • AFKO → RESB : RSNUM で部品所要/予約を JOIN

  • AFKO → MARC/MARA : PLNBEZ (品目) + WERKS で品目マスタ情報を追加

  • AFKO → AFRU : 実績テーブルと結んで計画/実績差異や進捗率を計算