転職を決めて、会社に理由を聞かれたのでまとめる

 
金曜日、部長に話した。
「会社やめよかなと思います・・・」
「なんで?」
「景気がいいので」
「はあ?」
 
 
 
なんで転職するか?前にやめる人が出た時は開示やりたいとか資金繰りがやりたいと言われて、入った時の年収はむしろ下がるけど行くと言っていた。
「景気がいいので」なんて理由で本当にこの先やっていけるのか?
 
 
とりあえず決断して、進めてみる。やっちゃえ。とは思うけど、一応まとめてみる。
 
転職理由と退職理由の本音ランキングBest10
これを参考に。
 
1位:上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった(23%)
→やっぱり大きいと思う。めちゃくちゃ嫌ということはないけど、「忙しいのに3Sを細かく話し合う」「忙しいのにテーマが業務と関係のない勉強会をやらされる」、「3Sくそ、下っ端が上司をつついて動かさないといけないならやめたほうが良い、というと怒られる」「残業を減らすには3Sをやめよう、などというと怒られる」「飲み会の企画を強制する」というあたりがストレスだったと思う。また、「たな未実現のフォーマットをこう変えたい」「在庫データの担当者付与にこのマスタを使えば良い」「連結仕訳がこれで自動化」、他にも後輩がこう変えたいと言ってくれる等色々改善案があったが、いいね!という反応よりもそこを変えてしまって大丈夫か?関係者に確認したか?という指摘が多く、面白みを感じなかった。
 *3S活動とは:http://www.sg-loy.com/3s/whatis/
 
 
4位:給与が低かった(12%)
→結婚したこともあり、将来の不安があった。特に片方が育休を取って収入が減ったりとか、会社の経営状況が少しづつ悪化してボーナスが減ったりするという予想から、このままでいいのかと思った。
 また、平均年収に比べて現在の年収はかなり低く昇給も少なかったので、もう少しもらってもいいのではないかと感じていた。
 対して仕事をしていなさそうなオジサンの給与が高くても、会社に将来性があれば20代給与が安くてもあまり問題ない(課長部長になって頑張れば稼げるしやりたいビジネスができる)が、ここ3年程度は特に成熟衰退期にいることを感じさせられた。それに対し、経営層が何をやっているのかわからず、経営(意思決定)をする勢いも全く感じられなかった。例えば需要が頭打ちになったビジネスで改良機種を作り続けることや、とりあえず期末に出荷を増やして利益を確保し問題を先送りすること。
 これでは自分の給与が伸びていく前に給与水準が下がるとしか思えない。
 
3位:同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった(13%)
 →楽しかった
 
5位:仕事内容が面白くなかった(9%)→めっちゃ面白かった
6位:社長がワンマンだった(7%)→関係ない(けど社長何してるの状態)
7位:社風が合わなかった(6%) →堅実すぎて面白くないのはあった
7位:会社の経営方針・経営状況が変化した(6%)→将来的には。
7位:キャリアアップしたかった(6%)→まあいいとこ行けるなら行っとけという気持ちはあった。
10位:昇進・評価が不満だった(4%)→給与と同じ。
 
整理したが結局どれも後付けな気もする。一番初めに転職を考えたのは、やはり今動くのがベストかもしれないというところだ。
・新卒時は自慢できる経験も何もなかったが、5年目になり、色々経験できた。
・明らかに採用は売り手市場になっていた
・会社としても、業績が頭打ちに見えた
・今27歳だ
 
今の会社で若手の海外赴任は多く、本当は27−28歳で海外赴任ができていればよかったが、30過ぎに戻ってくるようでは転職機会も逃すかもしれない。
実際、2年前に35歳前後の先輩が辞めた時、優秀な方だったにもかかわらず転職で年収が下がっており、「今のうちかも」と感じた。
また面接をいくつか受けて思ったが、海外行ったかよりも「連結できます」「確定申告できます」等の方が、若手即戦力を求める会社にとって受けがよいようにも思われた(海外赴任に満足せず、「これをやった」というスキルが増えないとあまり意味ない)。
 
やはり、「景気とタイミングが良かった」、というなんとも言えない理由になってしまう。
結局、「キャリアアップできそうだったので」等真面目にいう方がいいのか?