かみー経理方面の話

2013大卒→従業員数千人&非上場で5年くらい そのあと数万人&上場で経理をした感想をまとめてみるところ

1−5年目経理経験のまとめ③会計システム

 
売掛金)100(売上)100
(現預金)100(売掛金)100
この単純な計上をするために、営業担当が受注売上登録したデータや、それに対応して経理が管理する債権管理データベースから大量のデータを持ってきて集計する、、というのが、②の基幹システムの話になる。
おさらいになるが、もともとは得意先別にいっぱい売上があって、売掛があって、銀行口座のオンラインバンキングで振込元と金額のリストを見て、どの売掛がもう入金されたか確認したりして、いくら2つ目の仕訳を入れるのか集計している。
 
 
経理として配属されて初めの方に説明されるのは、そうやって集めてきたデータをエクセルにまとめ、それを元にさあ、会計ソフトにはこうやって入れるんだ、という話になるのかなと思う。
 
(例)
売上: AMAZON売上分 XX円
   楽天市場分    XX円
   YAHOOショッピング分 XX円   合計:ZZ円 ←これを売上計上
 
雑貨店なら上記のようなサマリーかもしれないし、でかい会社だと製品モデル別とか、売上基準別(製品売上・サービス売上・金融売上など)、部門別(A事業部売上、B事業部売上とか、大阪営業所売上・東京営業所売上)などという分け方が想像できる。
 
この、集計後の値を会計ソフトに入れていくが、例として以下。
 
SuperStreamしか触ったことがないが、初めて触ってみると、単に(売掛金)100(売上)100 という仕訳をノートに書いて勉強していたことが、
起動→ログイン→会社選択→仕訳→仕訳入力
というメニューをたどることに気づく。
他にも、試算表、元帳などがあり、一通り触ってみる。
 
 
・会社選択
大企業に対応できるソフトならおそらく出てくる。会社選択、というのは、〇〇ビジネスエキスパート株式会社、〇〇会計サービス株式会社、などといったグループ会社の事務をまとめて行う会社あるいは部門が多いため、仕訳を入れたり試算表を見たりする会社を選ぶプロセスが入る。
 
ちなみに会社は決められたコードで入力するようになるが、
1000 〇〇株式会社
1010 〇〇システムズ株式会社
1020 〇〇ソリューションズ株式会社
1030 ◯◯販売株式会社
2010 アメリカ〇〇株式会社
2020 〇〇有限公司
 
といった感じで割り振られたコードをある程度覚えることになる。
これらのコードは、初めはあるていど秩序建てて順番に数値を振っていくのだろうが、どのみち閉鎖したり合併したり設立したりしてどんどんバラバラになっていくので、覚えやすくはならない。
多くの会社では4桁、しかし電機メーカーなど、様々な技術で様々なビジネスを狙っている(言い方によっては、次々に手を出してどんどん撤退している)会社は連結グループ会社数が500を超えるところもあり、そうなると番号が枯渇しそうになるので5桁の会社もあるようだ。
 
・仕訳入力
簿記の知識があれば、科目コード(10010001が現金で1002001が売掛金だとか)というのが色々設定されていて、計上日と科目と金額を入力すればいいことが大体わかる。
 
他にも、外貨、税区分、支払先コード、摘要、部門コード、プロジェクト、
様々な入力欄がある。
初めて見たときは、「何を入れればいいのか?全部埋めないと!」という気持ちになったが、実際にその会社でどういう集計を後でしたいか?によって使われたり使われなかったり様々であるが、特にニーズの多い項目が上述のように実装されていると思えば良い。
 
外貨:仕訳金額は全て円建てだが、ドルだといくらだったか?等をおそらくかなりの会社で入力しているのではないかと思う。
   外貨取引だと消費税とかも変わったりするし、後で決算日ごとに評価替えするときとか、海外の子会社がいくらで払ってきたっけ?とか色々みる機会が多そう。
 
税区分:主に売上とか仕入れで入れる。土地の取引だから非課税とか、海外との取引だから不課税とか、最近だとこれは8%消費税でこれは5%消費税とかを入れる。100売上に対して仮払消費税ちゃんと8計上したっけ?とか、後で確定申告するときに、非課税取引の売上どんだけ計上したっけ?8%の分はどんだけ?とか確認するのに使うんだったと思う。
 
支払先コード:買掛未払あたりに入れてたと思う。支払先別にいくら残高があるかは、期末に計算書類を作る際に勘定科目内訳明細書で書くことになり、確定申告でもそれを提出するし、監査でも残高確認がくることもあるし、連結グループ間の取引かをこの項目で判定し内部取引消去に使う。
 
摘要:”◯年度××見積もり計上””XX社広告費支払い”等の適当な説明をかく例がほとんどと思われる。
   ただし、会社や部署によっては、「売上の仕訳入れるときはその売上部署の番号を入れましょう」といった独自ルールを決めて、後で元帳をCSVで出して集計するとか何か処理に使う例もあるみたい。
 
部門コード:給与とか旅費交通費とかの経費系を入れるとき、部門コードを入れて、のちに配賦計算に使う。(簿記2級の部門別計算のところ)
 
プロジェクト:使っているのは今のところ見たことがないが、色々な経費について同じ部門でもプロジェクトごとに費用を集計したいとかいう場合に使うと想像。(ただ、いちいち会計ソフトでやらずにエクセル等で集計する場合が多いように思う)
 
 
・総勘定元帳
 →大体簿記の通り。仕訳を入れたら入ったことを確認もするし、決算を締めるときに、債権管理システムの売掛金リスト合計と総勘定元帳の売掛金残高があっているか?を確認して上司のハンコをもらって保存して内部統制やら監査やらで見られるというパターンが多いと思う。
 
・残高試算表
 →大体簿記の通り。決算のたびに印刷とかCSVで出しておいて残高をチェックさせられることが多い。
  会計システムをアップデートしたり設定を色々変えたときにCSVを出して変に動いてないかチェックさせられることも多い。
  会計士やらに提出を要求されることも多い。
 
・その他帳票系
  損益計算書貸借対照表といった形で出力できる。なんとなく使わない会社が多いと想像。
  決算書は結局月ごとの前年比が見たいとか予算対比が見たいとか四半期計で見たいとか年度累計も載せたいとか色々出し方は変えたくなることも多いので、会計ソフトの決まりきった仕様で対応しにくく、CSVに出した試算表をエクセルでいじってPLにする方が変えやすくていいからだと思う。
 
 
いち経理・決算担当としての内容は大体このくらいだが、どちらかというと設定項目(科目マスタ設定等)の方が思い出があるような気がして、別途まとめることにする。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2018.8.1 SAP ARIBA LIVE感想

今更ながら、夏のSAP ARIBA(SAPの、購買関連ソリューションのセミナー)に行ったメモと感想を載せる。

 

↓このやつ

www.sapjp.com

 

 

◆各講演メモ(7件)
 
8月1日(水)10:00 ~ 10:45
【ソリューションハイライト】How to Use Ariba with ERP
  SAP購買ネットワーク事業本部の人からー「100m10秒を切れない4人が400mリレーを37.6秒で走れるように」SCMを
 ・SAP HANA等のERPで、自社の情報はまとめて整理されたが、社外の関わりはバラバラのままーForecastをサプライヤに送ったりするコミュニケーションや日々の手配業務など。
 ・調達コストは当然設計段階で決まり、そこの設計部門との難しいコミュニケーションに時間を割きたいが、効果の低いはずの生産フェーズでのコスト削減(品目も多いし見積・交渉など手間が多い)に時間を取られる
 ・製造のアウトソースは進んでおりグローバルで工程の32%が委託されている ただしサプライヤに対する可視性が不十分と考える会社は65% 顧客オーダに対する可視性が不十分と考えるベンダも70% “Forecastのバトンがうまく渡せない”  ブルウィップ効果ーサプライチェーンを川上に登るほど需給のずれが大きくなるーみんながバッファを取りたがるため。
 ・発注用に独自のポータル。一部の会社とはEDI。設計システムにも調達と似たようなBOM情報を入れたり。
  このバラバラをまとめて、サプライヤとのコミュニケーションを行うツールが SAP ARIBA。ERPシステムの一部というよりは、ERPと連携された部品のマーケットプレイスのようなもので、すでに多くのサプライヤ・バイヤーが参加している。仕入先マスタを登録するのではなく、参加しているサプライヤとその部品を検索し選定し購入する。コンデンサなら何Ω、等品目によって必要な情報項目を持っていて探せる。バイヤ・バイヤの生産委託先・運送業者・部品メーカー みんながARIBAに入ることによってリアルタイムに連携のためのステータスが共有される。
 
 
8月1日(水)11:00 ~ 11:45
日本企業における調達課題と調達改革のベストプラクティス(Accenture
・直接材は購買システムで安定しているが間接材の購買は個別の経費精算等になり問題がある−バラバラにいろんな部署で買う 担当レベルで仕入先選定 どこでいくらくらい買ってるか全体像が見えない 業界について仕入先の方が詳しく交渉しても太刀打ちできない 調達ポリシーも全社で統一できない
・解決のためにー分野ごとの主管を決める(備品系=総務が全社チェック IT投資=IT部門等)、できるだけカタログ調達に寄せる
・会社によっては、消耗品1つ1つまで購買が必要量決めて、みんなはそれの枠内で使う会社も あるいは値決めだけ全部購買がやって各部門は数量だけ決めるとか
 
8月1日(水)12:00 ~ 12:50
【カスタマーパネル】"Procure with Purpose" ランチセッション 購買活動の真なる目的とは?
 
 JXTGの購買部門長:石油精製の設備?等の調達 「一人勝ちしないこと」「Operationalな仕事でなく持続的にコストが減るように・・・”サプライチェーン全体としてこれでいいのか”」「グリーン購買・CSR→サプライヤへの説明会など」
 
 日東電工の購買部門長:「単なる購買からCSRの担い手、グリーン調達、業務改革」「2017/6ARIBA導入ー自分のやり方に合わせたシステムから、業務を合わせるように」「日本が一番”なんで今までできていたことが新システムでできないんだ””なんで変えるんだ”と文句をいうが、蓋を開けてみれば日本が一番ちゃんと運用しているものだ」  ARIBA導入して調達をそこに集約することにより、購買通過率が+30% 現在は、成果というほどでもないが、どう買っているのか?の全体像が見えてきて、改善アイデアがどんどん出てきている状態。
 
 ライオンのマーケティング担当:日用品消費財ー国内ではこれ以上売上は伸びない→マーケティング、広告も使ってナンボという側面はあるが、コストを管理して利益を出さないとという流れに会社がなってきた。広告にいくらかけて、どれくらい成果が上がるかは属人的に決まるところがあり、管理も必要ではないか?と。もともと広告代理店勤務の経験があり、サプライヤの手の内も知っている、とのこと。(電通の問題が最近あったが、あれはクライアント側のリテラシー不足もあると考えている・・・パートナーとして付き合う意識が低く、タイミングの悪い無茶な要求など。)広告代理店の後、欧州車メーカーを経てライオン。SAPの人から「なんで辞めたんですか?」→変えられるところと、あくまで日本支社なので変えられないところもあり・・・これ以上は前職の方も今日来られていると思いますので(笑)  「購買は、これからデータ活用も増えてセクシーな仕事になる」←大事なことなので2回言いました
 
 
8月1日(水)13:00 ~ 13:45
世界の間接税計算のオートメーション ~SAP Aribaと密に連携するソリューションのご紹介~ トムソン・ロイター
 
世界の税は直接税から間接税にシフトしているー間接税は「取りやすい」税
日本にいると消費税一発なのであまり心配がない(2019/10から軽減税率導入とはいえ)が、海外は大変。
 
アメリカ:15000を超える税管轄区域、州などによって各地異なる税制
EU :11のルール、国ごと、614,000を超える租税の組み合わせ
ブラジル:世界一複雑な税制 毎日1、2件税制改正があり、ホテルで前金を出そうとしたらチェックアウト時に税金が違うかもしれないからダメ、という話も・・・?
インド:GST導入も対応追いつかない企業多い
日本:税制のパラダイスだ!
 
間接税計算のエラー率は3%ほどと言われており、世界の間接税は平均15%(アジア平均は5.5%だが)からすると売上1000億に対して数億円レベルのエラー。未納は200%払わされたり最悪刑務所入ったり、一方過誤納は当局から「なぜ返す必要があるのか?」と質問攻めにあいなかなか戻って来ない・・・
 
そこでSAP ARIBAと連携するソリューション「ONESOURCE」世界各国の税制を覚えており、購買データから適切な税額を計算します。
 
終盤のスライドで下に小さく「*ブラジルについては未対応、今後対応予定」 さっきブラジルが世界一複雑で大変って言ったやん・・・
 
 
8月1日(水)14:00 ~ 15:20
ご挨拶 特別講演 基調講演 The Journey Has Just Begun 等
 
SAPジャパン社長 福田譲 
カカオのお店”DARIK”(ダリ・ケイ)・・・京都にあるチョコレートのお店です。カカオの世界的な生産量2トップは、ガーナとインドネシア。しかし日本に入ってくるカカオのほとんどはガーナ産です。インドネシアのカカオは精製も適当で品質が悪く、購入する側も安ければそれでいいと考えている節があります。しかしDARIKのカカオは、インドネシア産。
インドネシアに出向き、いいカカオの作り方まで現地に指示し、そこで高価格での買取を約束し、”最高の手作りチョコレート”を提供しています。
購買の仕事の本質がここにあります。「こういうのを私たちが作れば、それが価値だ」をみんなで共有する仕事です。営業以上に、トップラインに貢献できる仕事でもあります。
 
続いて出てきた(株)クレアン 玉沖さん クレアンはCSR推進や、CSRができてるぞというレポートを作る会社。購買が、フェアな取引をしてCSRの役割を担う・・・
 
コカコーラの元CPOビル・ホビス(チーフ・プロキュアメント・オフィサー):ベンジャミングレアムは言った・・・Costはお前が払うもの、Valueはお前が手に入れるものだ。購買とは会社に何をenableさせるかってことだ・・・単なるCost savingじゃない。(と、ふんぞり返って足組んでなんかデカイこと言ってた)
 
武田薬品工業の調達の人:買収に次ぐ買収・・・でも各社のプロセスは前のままバラバラだった。購買のPriorityが低かったが、やっと全社の購買改革をという雰囲気になった。集中購買、シェアード、急に外から専門家やCPOを入れて急にダイバーシティが進み、新卒至上主義の武田では購買は”浮いた”部署になった。
「購買の地位が上がらない限り、購買改革はムリ。地位が上がって、他社で購買改革の経験がある人がきたからうまく行った」
「いかに海外に日本をわかってもらうかが大変だった 日本人はネガティブだと思われないように注意」
 
8月1日(水)15:35 ~ 16:20
IBMが考える間接材購買改革の進め方とSAP Aribaの活用
 
2016−2022で購買のBPOは一番成長が見込まれる(144% 経理は118%)
 
IBMのGathner:「偉大な企業では売上の伸びより利益が伸びているー利益率と経費を巧みに管理しているからだ」→とにかくコストの可視化が第一
 
Why Ariba?
  ①Process coverage 上流下流とのコミュニケーションまで統合
  ②Supplier Network サプライヤが参加して入ればサプライヤごとに新たに探してマスタ登録してEDI繋いでしなくていい これ自体が売り手買い手のマッチングサービスでもある
  ③Saas クラウドで機能追加も早い
 
ワトソンの活用:Cognitive Buy Assistant(何が買いたいのか音声・画像で推奨品を提案) Contract Analyzer(契約書を過去や例と比較分析し、抜け漏れやリスクを自動指摘)
 
 
8月1日(水)16:35 ~ 17:25
カスタマーセレブレーション・クロージング
 
・画面を見ながら解説・・・ショッピングサイトのような購買調達ページを作って社内で使え、ERPとも連携。各国の規制やニュースなど調達先のリスク情報もダッシュボードに。
 サプライヤが参加してくれるのか?:FACEBOOKの登録のように簡単に参加でき、その時点でFEEは発生しない。
・最後のあいさつ
 
 
 
◆感想
・事前予習「購買部門とは」などと検索。
 
「調達・購買とかっていうところは、コンドームと同じだから」「無いに越したことはない。ただ、あるなら存在感は薄いほうが良い」
結構よく言われている例えのようだった、何だその例え・・・(経理の例えは以前の先輩が言っていた「ゴールキーパー部署」がお気に入り。営業の売上登録がミスろうが経費精算依頼がミスろうが決算の間違いは全部経理が止めないと責められるという意味)
 
それくらい、開発設計等の部署にとって購買は、大したことをやってないイメージを持たれている。
確かに、同じサプライヤと癒着し、考えているのは「今年は2%くらい下げてよ」などとコストを交渉で下げることくらいで、そもそも設計側からくる仕様書が特定のサプライヤを前提としたものだったりする。
 
SAP ARIBAは1996年に設立された会社で、2012年にSAPに買収される。電子購買で世界一のシェア。電子請求書管理。
 
 
IBMのコンサルが、「10%くらいは削減できますね・・・」などと言っていたが、石川で地場の部品メーカに囲まれた会社にそれをいうと誰も喜ばないのではないかと思う。アクセンチュアも、コンサルがベンダと交渉しに行く場合もあると言っていたが・・・”差し金”という感じで会社の仲が悪くならないか心配。どちらかというと”Sorry, I broke your company”のようにコンサルはそもそも会社と目的を同一にしないから余計なことをやるイメージを持ってしまう。せっかく会場で、購買はサプライヤと一緒に経営戦略を考える部門だとかかっこいいこと言っているのに・・・、概ねみんな現状の数%コストが減りますよって、経営ってそういうことじゃないよね・・・  Aribaのメリット解説はわかりやすかったが
 
・時々流れるSAPのビデオ。外国人がアルプスの頂上とか草原のど真ん中で”今は、この瞬間しかないんだ・・・”とか謎のポエムを言うだけで、ほんと何なんだろうか。今回もらった資料はSAPのパンフレット1冊だけなのだが、そこにも「目的意識」「より良い社会」・・・ユニセフの募金チラシと一緒。
 
・やっぱり、Aribaによっていろんな情報共有が進んで手間も減るというのはあるだろうが、調達したいコモディティが決まったら、参加しているサプライヤが一覧表示されてすぐ仕様と価格を比較検討できるというのは、素晴らしい反面まだ怖さもある。「スペックが良くて安いからみんな携帯はファーウェイとAsusに決まりだね!」ってそんな短絡的な購買で幸せになれるのかと思う。
 
経理でFintecが話題になっているように、購買でも各サプライヤ・バイヤが集ってショッピングサイトのようにやり取りをするというのは大きい可能性があるなとは思う。会場でどうやってサプライヤに参加してもらうのか分からないし料金も見えないからRealityがないとか質問していた人がいたがその通りだと思う。そんな中でAribaをすでに導入し、購買情報をほぼ一元管理できかけている日東電工は、さすが先進的なグローバルニッチトップ・カンパニーだと思う。調達先なんて尾道豊橋の地場メーカーも多いはずなのに・・・
 SAPの人は、「EDIは大企業しか使えておらず14社だったのが、SAPAribaは60社と連携できた」というがそのハードルの低さは何なのだろうか?
 
以上

経理配属の経験まとめー②配属1年目

以前の記事の続きです。

boxymoron.hatenablog.com

 


配属&基礎的なこと

よっしゃ、簿記なり大学で勉強したし経理やるぞー
といくらか気合を入れて、恥ずかしくもフレッシュな感じで挨拶した気がする。
部署には、おじさんおばさんもいるし、20代の先輩も5人くらいいた。また、地方の拠点で支払請求などの日次処理をする部署もあった。

年の近い先輩が教育担当となり、丁寧にスケジュールまで組んでもらえていた。
メールの出し方や電話の仕方から、経理のシステムの概要まで、時間をとって説明してもらった。

「電話取るの嫌だな」とか、「飲み会で気を使うの嫌だな」、という気持ちも所々あったが、
自分が社会でやっていくためにはそれぐらい必要か、むしろ学生時代の一部の教師やバイト先の社員に比べたら全然優しいし、と納得し
むしろ経理の仕事ができることを心の底から楽しみにしていた。

 

経理業務に入っていく

「営業の受注売上の原価計算をやってもらいます」と聞いて、???だった。
簿記を勉強した状態ではどうしても原価計算というと、
材料費100万円と労務費200万円で100個作って、1個あたり3万円で期末に10個売れ残ったから今月は原価270万円・・・
といった(工業簿記の?)製造原価計算しか浮かばない。

また、売上時の仕訳は
売掛金)300万円(売上)300万円
仕入) 270万円(買掛金)270万円 

または分記法で、
売掛金)300万円 (商品)270万円
           (商品売買益)30万円 
など・・・

どちらにしても、売ったものの値段は「すでにわかっているもの」
としか扱わず、いくらで買ったものか?という概念がなかった。
その当たり前のような「売り物の原価」を計算する仕事があると聞いて、少し壁を感じた。


会社では、OracleやSAPと言ったパッケージを導入しているのではなく
自社でデータベースを組み上げて運用していた。
4年目くらいで理解するが、単なる製品卸売ではなく、自社工場あり、他社製品も売る、作業も売る、SEがソフトも作る、
と色々あるので、既存パッケージで対応しづらいのだろう。


そこで、本格的な業務説明は、
「基幹システムと経理システムの仕組み」
「MicrosoftAccessの使い方」
あたりから始まっていたと思う。

知っている人には当たり前なのかといまは思うが、基幹システム経理システムというのは学生の頭ではにわかに入ってこない。
「データベース」がなんなのかもわからない、
それを扱う「Access」も何に役立つのか分からない、
営業が登録した売上データと、出荷・支払等のデータを経理システムに連携して、と言われてもちんぷんかんぷん。


実際にデータベースの中身や、組まれていたフォームのボタンを押したりすることで、
何となく、営業は受注売上をパソコンに入力し、
月度:2014年6月
型名:iPhone5
数量:1
金額:5万円 
受注番号:A00001

購買部門も、
月度:2014年5月
型名:iPhone5
数量:1
金額:4万円 
受注番号:A00001

といったデータを入力しており、購買の価格の分原価を計上するんだな、
といったことが分かってきた。
ただ、半年くらいで業務には慣れるものの、
受注登録→受注型名が、自社製品なら工場、他社製品なら工場に連携してどうこう・・・
受注番号が連携されて出荷や仕入に同じ番号がつくから原価計算でマッチングできて・・・
という理解には、2年くらい経っても全部が分かっていたのか自信がない。
どの製品シリーズなのか、SEなのか自社製造ビジネスなのかといった区分や、
労務を売る原価計算が別のデータベースで行われており、受注売り上げの項目のどれがどのデータベースで計算される、など
管理する項目が多すぎた。


また、他社で経理配属となった場合、
基本的に現金出納、銀行振込(どこに何円振り込むかのデータを作って銀行に送る:ファームバンキング)
売掛金管理(売掛金リストを作って、振込されたデータと付き合わせてどれが入金済みか?等)
という内容から入ることが多いと推測するが、これらの業務をパートさん集団に任せてスキップしたからこそ
余計に最初の混乱が大きかったのだと思う。

 

経理実務対応への近道

上記を踏まえて、どのように経理を勉強していけばよかったのかという私見をまとめてみる。

経理実務の入門書を探してみると、例えばこういうのが出てきて読んだ。

www.shin-sei.co.jp

 

 

www.kadokawa.co.jp

 

 

確かに、あまり経験していない業務を知るのにそこそこ役立ったし

「他の会社の人ってこういうことを勉強して経理やってるのか」

と参考になった。

 


ただ、先ほどの現金、売掛、買掛まわりから入る人にはマッチするものの、うまく経理システムを動かすにはどうするか?という疑問には全く役に立たなかった。

経理システムを理解するための本は全然売っていないし、簿記検定は仕事に役に立たないし何なんだ、と思っていた。

 


転職を経て、会社によっては本当に会計基準の知識がものをいう職場もある、とは思ったが
経理システムを動かして確実にデータを集計し、決算書を作る、
そのためには基幹システムからどう経理にデータが流れてきているのかも確認する、
という範囲で面倒をみる経理もあり、その理解は重要だと思う。

 

このシステムに近い部分で本当に役立ったと思うのが、以下だ。

www.shoeisha.co.jp

www.shoeisha.co.jp

honto.jp

 


所属する会社がSAPなど、ERPを入れている場合、三つ目のようなERP解説を読むのが面白い。
またどの会社の経理、またはオペレーション系部門の人間でも、二つめのデータベーススペシャリストの本を読んでみるのが面白いと思う。

 

試験を受けない限りは古い年度の中古で十分。「概念データモデル」の部分がめっちゃ役に立つ。
この試験は、経理のほか、売上管理や在庫の管理などのシステムを設計するSE向けであるが、そのSEさんたちが「経理って何をやるんだろう」「営業って実際どういう風に受注売上データを持てればいいんだろう」というのを理解できるように、一般的な事例が大量に出題・解説されている。

 


この学習がその後、業務フローを理解に役立ち、

新たな事象があったときの処理方法や、効率化や改善が考えられるようになる。


会社でどの部門の人がどういうデータを持っており、「こういう感じでデータが連携されてるのか!」
さらには、「こういう取引は、営業にはこういう感じで受注売上データを入れてもらって、購買にもこういう感じで入れてもらえば、経理でこうデータが見えるからちゃんと計算できそうだ」という想像ができるようになる。

 

後輩ができてから、データベース勉強するのいいよ、とよく言っていた。

 

 

 

MFクラウドEXPO2017に行ってきた

mfcexpo.jp


先週の水曜日、有給を使って行ってきました。

 

基調講演①クラウドでつながる次代の経営


今回のテーマが「Connect!」ということで、様々なサービスがつながることでよりユーザが便利に・・・て感じだったと思う。
まあまあ一般的な話だった気がする。
少し前に、銀行がAPIを公開して・・・というニュースがあったが、正直良さがよくわかっていなかった。
が、「残高照会の機能だけではなく、振込といった決済機能までが公開されることで、例えば請求書をMFクラウドに読み込ませると、費用計上するだけでなく振込まで完了してしまう。ユーザからは銀行を利用しているという感覚すら持たずに決済ができてしまう」と聞いて、なるほどすごいなと思った。

 

企業からすれば、すでに請求書をもらう→購買部等が処理する→支払いデータを銀行振込データにして一括で払う(ファームバンキング)
が一般的な気がするので、そこまですごい効率化でもないか?これまでに振込をネットバンキングでやっている個人ー小規模レベルにやはり効果が大きいか。


基調講演②アウトプットを最大化するために経営者ができること


ホリエモンの話。


適当なTシャツとパーカーでのっそり出てきて、いかにも俺にはスーツなんて要らないという感じで出てきた。
さらに、特に話すことを決めている感もなく、休憩時間のように
「いやぁ、マネーフォワードも何千人集めるすごい会社になりましたねぇ。」「その割には、まだ利益は出てないんですよねぇ」
と。


最後まで聞いても「アウトプットを・・・」というタイトルにあった内容ってあったっけ?という感じだった。
それでも、会場の人はホリエモンが一体何を話すのか、その一言一言から何としても学び取ってやろう、という雰囲気で、拍手も大きかった。

主に、
・CASH上場、ビットコイン関連の隆盛(「その割には、Moneyforwardは利益が出てない、むしろビットコイン取引所でもやってた方がよっぽど儲かったかもしれないですね」)による”億り人”の誕生 ただしマウントゴックス事件等に代表されるセキュリティ問題とか
上記のようなサービスで生まれる、”あぶく銭”は紐がゆるい→ビットコインICOInitial Coin Offering)とかが流行る。”ビットコインの利益で投資してさあもう一儲け” メルカリとかでぽっと入って来たお金も紐がゆるいので、その使い道を作れば流行るかも。
・まだまだ、この辺で”億り人”になれる可能性は十分あるし、ここに来ている人は頭のいい人ばっかりなんで、やってみるのも手だと思います。ただ、失敗しても僕のせいにしないでください。 
・”億り人”としてリッチになれるかも。でもリッチになる必要もないと僕は思ってて・・・

 


→なんとなく前からビットコインが話題にはなっていたがついていけてないことに少し自分が情けなくなった。
 「仕事が大変だから」と気に留めず会社のしょうもないことを悩んでいても、気づいたら現金の価値が下がったり会社が潰れたりするかもしれない。
 仕事とは別に、経済誌等で色々調べておかないとなと思った。
 ただ、しゃかりきに働いて調べてリッチを目指すのか、その必要もなく、そこそこの会社でサラリーマンをやっててゆっくり過ごすのかというのはやはりよく分からず、あまり稼がな稼がなと焦るのもなと思った。

 おまけ:「日本人はユダヤ人の末裔で・・・ビットコインは日本で流行る」等の話があったが、どうでも良さそうな一般教養が実は役に立つなと思う。


その他


いくつかの企業の公演を聞いたり展示を見たりした。
流行りのSTREAMED、MFクラウド会計等あるが、やはり大企業で似たような活用ができるかは思いつくことができなかった。

小規模な会社だと、支払先によって交通費、材料費などと判定できるのだと思うが、
規模が大きな会社で複数の事業を持つようになると、同じ商社から仕入れてもこれは材料費、これは開発費、これは固定資産、など
場合によって科目が変わりすぎるからだ。
自動判定できる部分だけでも(旅費交通費や交際費など?)使ってみたいとは思うが、結局監査法人に認められるのか?期間帰属が税務署に認められるのか?
そのためには結局経理担当がどこまでチェックするのか?
ということを考えると難しそうだ。

少し前に、freeeがマネーフォワードを訴訟したことがあり、科目の自動提案機能をパクったという言い分だった。
裁判の結果としては、freeeはただのvlookup形式で提案しているだけ、MFは機械学習がどうたらで違う、という話だったが、
そもそも現時点ではvlookupで自動で振ろうが機械学習だろうがそこまで実用度が変わらないのではないかと思う。

もし、自動で科目を決めて計上するシステムがあって、正確性99%が認められれば重要性も勘案して監査法人・税務署はそれで正しいと認める・・・
みたいな制度ができれば面白いと思うし、できるならその方向になるように働きかけるようなことをしてみたい。

 

ホリエモンが言っていたように、「マネーフォワードさん、これからも頑張って機能強化をお願いします」と同時に、積極的に活用方法を探って
マネーフォワードのような会社が利益を出して報われるようになってほしいと思う。

経理配属の経験まとめー①就職まで


みていただいてありがとうございます。
最近、転職を決めたこともあり、就職してからのことを振り返ってまとめます。

経理の仕事をしていて、「なんか他の人が仕事で勉強したことブログにしてないかな」
とよく思いますが、なかなか見当たりません。情報セキュリティ的なやつでしょうか?すれすれの範囲でかきたいとおもいます。

 

今回は、会社に入るところまでー

 

1 経理志望で

 
2013年の就職活動は、名目上3回生の12月からということで始まった。
いまいち早めには意識しておらずよくわからないまま、とりあえず会計周りを勉強したし、ということでなんとなく金融系の会社でイベントに参加した。
簿記1級も持っていたのもあってか、たまに興味を持ってくれたような会社もあったが、実際に12月に入ってみても面接の予定は多くなく、通過率もかなり悪かった。
 
振り返って思うが、原因はやっぱり「いまいちパッとしない学生だったから」だと思う。

学生なんでそんなもん、な場合もあるかなと思うし、今に比べて結構買い手市場だったので大変な部分もあるが、それにしても意味不明なことばかりしゃべっていたのではないかと思う。

 
 
たくさん面接に落ちつつも、12月1月あたりはまだまだ気楽で、いわゆる「サイレントお祈り」してくる会社のことを友達とクソ呼ばわりしてストレスを発散していた。
(いっとき、ファンドマネージャーというのに憧れてある生保系資産運用会社を受けてみたが、サイレントお祈りしたあげく2ヶ月後くらいに「やはり面接の枠が少しだけ残されておりますので」と案内が来た。さすがにこれは失礼すぎる・・・就活アドバイスなどに面接ブッチは言語道断とか書いてあるが、会社もどっちもどっちだと思った)
 
 
結局、自分はメーカーかな、経理できるかなと思いはじめ、いくつか応募した。
ここでやったのが、「応募する会社の経理部長・CFOを調べて名前でググってみる」というもので、
なかなか自分の行きたい部署の雰囲気を掴めそうで良かったと思う。たまに、その人が本を出していたりする場合もある。
(実際は全く違った特徴があったが・・・)
 
そんな中の1社で、経理部長と面接し、管理会計へのこだわりを語ってくれ、
「この会社に入れば多分経理配属だな」ということで入社を決めた。
 
この時まだ4月下旬に入った頃。金融業界ではすでに続々と4月半ばまでに周りが取っていて焦ったが、
後から考えればまだまだ6月くらいまで他社も検討するチャンスがあったように思う。
 
とにかく、この方法で会社のことを知ろうという方法を見つけること、
疲れてもなんとかたくさんの会社を見るべきだったなと思う。(知らないことだらけだったので)
少なくとも転職するときに比べれば、内定承諾→入社(か内定式)までに他を見てみるチャンスがたくさんあったのに、と思う。

転職を決めて、会社に理由を聞かれたのでまとめる

 
金曜日、部長に話した。
「会社やめよかなと思います・・・」
「なんで?」
「景気がいいので」
「はあ?」
 
 
 
なんで転職するか?前にやめる人が出た時は開示やりたいとか資金繰りがやりたいと言われて、入った時の年収はむしろ下がるけど行くと言っていた。
「景気がいいので」なんて理由で本当にこの先やっていけるのか?
 
 
とりあえず決断して、進めてみる。やっちゃえ。とは思うけど、一応まとめてみる。
 
転職理由と退職理由の本音ランキングBest10
これを参考に。
 
1位:上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった(23%)
→やっぱり大きいと思う。めちゃくちゃ嫌ということはないけど、「忙しいのに3Sを細かく話し合う」「忙しいのにテーマが業務と関係のない勉強会をやらされる」、「3Sくそ、下っ端が上司をつついて動かさないといけないならやめたほうが良い、というと怒られる」「残業を減らすには3Sをやめよう、などというと怒られる」「飲み会の企画を強制する」というあたりがストレスだったと思う。また、「たな未実現のフォーマットをこう変えたい」「在庫データの担当者付与にこのマスタを使えば良い」「連結仕訳がこれで自動化」、他にも後輩がこう変えたいと言ってくれる等色々改善案があったが、いいね!という反応よりもそこを変えてしまって大丈夫か?関係者に確認したか?という指摘が多く、面白みを感じなかった。
 *3S活動とは:http://www.sg-loy.com/3s/whatis/
 
 
4位:給与が低かった(12%)
→結婚したこともあり、将来の不安があった。特に片方が育休を取って収入が減ったりとか、会社の経営状況が少しづつ悪化してボーナスが減ったりするという予想から、このままでいいのかと思った。
 また、平均年収に比べて現在の年収はかなり低く昇給も少なかったので、もう少しもらってもいいのではないかと感じていた。
 対して仕事をしていなさそうなオジサンの給与が高くても、会社に将来性があれば20代給与が安くてもあまり問題ない(課長部長になって頑張れば稼げるしやりたいビジネスができる)が、ここ3年程度は特に成熟衰退期にいることを感じさせられた。それに対し、経営層が何をやっているのかわからず、経営(意思決定)をする勢いも全く感じられなかった。例えば需要が頭打ちになったビジネスで改良機種を作り続けることや、とりあえず期末に出荷を増やして利益を確保し問題を先送りすること。
 これでは自分の給与が伸びていく前に給与水準が下がるとしか思えない。
 
3位:同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった(13%)
 →楽しかった
 
5位:仕事内容が面白くなかった(9%)→めっちゃ面白かった
6位:社長がワンマンだった(7%)→関係ない(けど社長何してるの状態)
7位:社風が合わなかった(6%) →堅実すぎて面白くないのはあった
7位:会社の経営方針・経営状況が変化した(6%)→将来的には。
7位:キャリアアップしたかった(6%)→まあいいとこ行けるなら行っとけという気持ちはあった。
10位:昇進・評価が不満だった(4%)→給与と同じ。
 
整理したが結局どれも後付けな気もする。一番初めに転職を考えたのは、やはり今動くのがベストかもしれないというところだ。
・新卒時は自慢できる経験も何もなかったが、5年目になり、色々経験できた。
・明らかに採用は売り手市場になっていた
・会社としても、業績が頭打ちに見えた
・今27歳だ
 
今の会社で若手の海外赴任は多く、本当は27−28歳で海外赴任ができていればよかったが、30過ぎに戻ってくるようでは転職機会も逃すかもしれない。
実際、2年前に35歳前後の先輩が辞めた時、優秀な方だったにもかかわらず転職で年収が下がっており、「今のうちかも」と感じた。
また面接をいくつか受けて思ったが、海外行ったかよりも「連結できます」「確定申告できます」等の方が、若手即戦力を求める会社にとって受けがよいようにも思われた(海外赴任に満足せず、「これをやった」というスキルが増えないとあまり意味ない)。
 
やはり、「景気とタイミングが良かった」、というなんとも言えない理由になってしまう。
結局、「キャリアアップできそうだったので」等真面目にいう方がいいのか?
 

結婚・転職・どこに行く

2013年、就職。

就活では面接にたくさん落ちて、自分はそこまで仕事できる人間でもない。かっこ良くもない。

自分が結婚なんかできるわけない、と思っていました。

 

その割には、少し前に結婚できてしまった。

さらに、結婚で忙しいはずなのに、なんとなく「こんなに好景気で人手不足なんだから、就職氷河期のころよりデカイ会社にいけるんじゃないか?」「むしろ転職しないと損じゃないか?」

4年間働いて、「俺、陰キャラ(←今でも言う?)だし仕事もどうせできないと思ってたけど、意外と仕事やれてるかも・・・?」

と、思ってしまいました。

 

でも、子供もほしい。

共働きで子育てできるのか?今の場所のまま共働きを目指すのか?奥さんに仕事やめてもらわないといけないのか?色々考えた内容をまとめます。

 

転職先の内定と承諾は来週に決まり、そこで答えを出さないといけないので、

結果(決断?)も続いて投稿予定です。

 

 

 ・現状の説明

・共働きと専業主婦、どっちがいいか?

 

・感想

 

・現状の説明

 夫婦でどのような働きかを選ぶか、と悩んで、いろんな人に相談しようかと思っても、かなりケースが様々です。調べても、年収、親に近いか、等がバラバラすぎて、参考にできるかがかなり違います。

自分の場合は、夫婦関東、夫親、妻親共に異なる場所の田舎です。夫婦の年収は同じくらい、入社4〜5年め、額面450万円程度で、あまり高くはない。

 

・共働きと専業主婦、どっちがいいか?

「もし、この一流企業に入れるなら・・・」と思って試しに応募したところ、4社中1社、そこそこ気に入ってもらえたと思われる会社がありました。ただし、「事業管理の経理をやってみたいなら、若いうちに一旦愛知の工場勤務で勉強してみるのはどうか?」と面接後に提案されてしまいました。

 もし、愛知県となると、引っ越して、奥さんにも今の仕事をやめてもらわないといけません。さて、どうするか?

 

 そもそも考えなしに転職を応募してしまった自分が悪いのですが・・・それは一旦置いておいて、よくよく考えると「子供は2人欲しい」と考えていたので、このまま正社員2人で今の会社でやっていって、大丈夫なのか?という疑問も出て来ました。

 

いくら転職で年収が上がりそうとはいえ、共働きよりは収入が下がります。

収入安定をとるか?子育てに時間をかけられるようにするか?今まで全く考えたことがありませんでしたが、みんな悩む話題みたいですね。

 

「共働き」と「専業主婦」って、どっちがお得なの?|「マイナビウーマン」

 

 

 

それぞれの一般的なメリット、デメリットは調べればわかるとして、実際に自分が調べた結果は、

・共働きであれば、出産の手当や産休、育休の手当が豊富にもらえる。専業の場合は出産一時金43万円程度(確か、県によって違う)だったが、さらに220万円程度追加でもらえる可能性が高い。社会保険料も免除。

ikucute.net

 

・正社員を定年まで続けるのと、一旦やめて子供が小学校に入った頃からパートで働くのとでは、8000万円ほど収入が変わるらしい。

・代わりに東京神奈川で認可保育園に預けると、保育料は高額。

 1人目は、0~2歳児で月6万円。3歳以降は月4万円

 2人目は、0~2歳児で月3万円。3歳以降は月2万円。

 「保育料たけえ!!」と言う叫びが知恵袋にも出ています。

所得税の多さによる。多分、額面給与が450万円ほどだと年間所得税30万円くらいになるので、これくらいかな)

 専業主婦で保育園を減らせば無し。また、愛知県のある市では、だいたいこの2/3から半額近くにはなるようです。

 

ただ、もしかしたら仕事をやめて夫の近くで再就職を狙う場合、失業保険をもらえる可能性も高い。

 なんと育休をとってそのあと辞めて失業保険をもらえないか?と言う相談もネットに転がっていたが、よく考えるなと思った。(やめるつもりで育休を取るのは、まあ子供生むのだからそれぐらいとも思うが、会社にも迷惑で、そのあと他の女性が産休育休を取りにくくなる、と言う展開も考えられる。・・・と言うのを読んで、やはり邪道そうだった)

 

 

・現在の勤務先は、平均年収720万円だが、候補の転職先は800万円超。また平均年収でわからない部分でも、「隠れ高収入企業が・・・」といったサイトで紹介されるような企業で、社宅等のメリットがありそう。

 

・<生きがい><やりがい>

 多分これが一番重要。やりがい、と言うと、逃げ恥でみくりさんが言っていた「やりがいの搾取」というブラックな雰囲気にも聞こえるが、やはり収入を真っ当にもらえる正社員で働いて社会と交流を持つ、と言うのはとても大事だ。

 

www.dassen-azara4.com

 

実際、愛知県は夫婦ともに身寄りもないので、派遣でもいいから外に出ないと多分精神的に持たない。

夫は「自分の見栄の為に、妻の生きがいを捨てるのか」なんて書いているサイトもあって、言い過ぎかもしれないが正しいな、と思った。

 

・共働きでやれるのか

 共働きでも十分やれる、と言う意見は色々あるが、結局これは自分たちには無理だと思う。会社自体は時短勤務などの制度が整っているが、実際子供を保育園に入れても少し熱や風邪になると親が迎えに行かないといけない。夫婦どちらかが倒れると回らなくなるようだ。

 

 「時短勤務等の会社制度」✖️「両親が近くて協力的」✖️「しんどくてもキャリアを大事にする気合い」

 

 おそらくこの3つが揃っていないと、かなり厳しいのではないかと思う。

 特に2人以上育てるとなると、なおさら時短勤務で帰りに保育園と幼稚園に寄って家事・・・夫婦ともに時短勤務が必要そうに思える(それでもきついか)。

 

 

 

・感想

 ・彼女の実家が近いのが、一番ありがたい

  僕の奥さんは、昔からおばあさんに育てられ、お母さんは今も正社員で働けている。高校の友達は、彼女の実家に近いところへ就職したと言っていた。共働きは、手当もあり、ファミリーサポート?と言った制度もあり、整ってはきているがやはり夫婦だけで育てていくのは大変そうだ。

 なんだか言い訳みたいな感想になってしまいましたが・・・あとの考えはまたまとめようと思います。